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赤い花

素晴らしい鳥を飼っている魔女がいました。彼女は昼は猫の姿で、夜になるとフクロウへと変身するのでした。彼女の家の周りに訪れた猫達をみんな、鳥に変えてしまうので沢山の鳥がいるのでした。「なんて綺麗な鳥なんだろうね、フフフ」。

「誰もあの魔女の家には近寄ってはいけないよ」とファッショニスタ キャットは言っていました。ある時、好奇心の強いタマは魔女の家をのぞいてみたくなりました。「凄く綺麗な鳥が沢山いるという噂だし、危険な所じゃないはず」とタマ。彼女達はMarc Jacobsを着ています。

「ほんの少し行くだけだから、大丈夫」と言って出かけていったのです。タマはまさか自分が鳥になるとは、これっぽっちも考えませんでした。実際に鳥になった友達もいないのでしたから。「タマ、気をつけて明るいうちに帰ってくるのよ」とファッショニスタ キャット。

魔女猫の家はとても素晴らしい所にありました、昼間は陽がとても照って美しい森の中に家がありました。天井が高く沢山の鳥かごが沢山、飾ってあるのでした。「なんて素敵なお家なの、沢山の綺麗な鳥に囲まれているわ」とタマ。魔女は留守だったので、タマは思い切りお家を見て帰れました。

翌日、タマはみんなに自分が魔女の家を見た事を言いふらしました。「みんなが言ってるような怖いものではなかったわ。鳥は綺麗だったし家は素敵だったのよ」と。魔女も昼間は居ないのでした。「でも、危険だからもう行かない方がいいわ」とファッショニスタ キャット。彼女達はMichael Korsを着ています。

そこで、パンは自分も魔女の家を見てみたいと思ったのです。「私だって勇気をだせば行けるわ、素敵な鳥が見たいもの」と。そういって出かけて行きました。「駄目よ、パン行っちゃ」とタマもファッショニスタ キャットも止めましたが、時すでに意地を張っていました。「自分でいけるわ、タマだって行ったもの」今はもう行きたいと思っていませんでしたが、もう言った事を取り消す訳には行かなかったのでした。

あいにくもの凄い雨が降り、あたりは真っ暗でした。木が風で揺れて、頬をたたくように感じました。「なんだか悪い日に来たみたい、、でももう引き返せないわ」とパン。風がまるで、「家の近くに行ってはいけないよ」と歌っているようでした。

パンが家の側にくると、フクロウが居ました。「何をしているんだね?」と聞かれました。「ちょつと魔女猫の家を見物しにきただけよ、彼女はいないようね、よかった」とパン。彼女はまさか、このフクロウが魔女だとは思ってもいませんでした。

フクロウは親切に魔女の家のドアまで、送ってくれました。後ろを向いたとたんに、パンは鳥に変えられてしまいました。「あ〜〜鳥になってしまったわ」。魔女は何百もの鳥を飼っていました、それはみんな元は猫だったのです。

パンは鳥かごの中に居ます。「どうしょう、お家に帰れないわ」とパン。魔女は猫達を色とりどりの鳥に変えて、部屋の飾りにしているのでした。

何日かして、パンが戻ってこない事に気がついたファッショニスタ キャットとタマは、彼女を助ける方法を考えました。「魔女の家にはちかづけないわ、魔法を掛けられたらもう最後だもの」と。彼女達は Sport Maxを着ています。

なん日も、2人でアイディアを練り続けましたが、いいものが浮かびませんでした。そしてある日、夢の中で魔除けの赤い花を持ってゆけば、魔法を解くことが出来るというものを見ました。「森の中で、魔除けの赤い花を見つける事ができるわ」とファッショニスタ キャット。彼女はMarimekkoを着ています。

森には美しい赤い花が沢山ありました、夢の中で見たものと同じ物を見つけるのは大変でした。「どれが夢の中の花なの?」とタマ。ファッショニスタ キャットはAnna Suiを、Tamaは Karen Walkerを着ています。

ついに夢の中で見た花を見つけました。「ほら、これだわ!全く同じ花よ」とファッショニスタ キャット。彼女はAnna Suiを着ています。

タマもこの花を摘んで、魔除けにするために持って歩き始めました。彼女達は魔女の家を見つけました。

魔女の家にたどり着くと、猫の姿をした魔女が居ました。「あんた達も、鳥になりに来たんだね」と魔女猫。「違うわ、パンを返してもらいにきたのよ」とファッショニスタ キャット。しかしどの鳥もみんな似た様で、誰がパンなのか分かりません。

魔女は魔法を掛けようとしましたが、タマの持っている赤い花に触れたとたんに、魔法の力がなくなってしまいました。「おや、私とした事がどうした事か?魔法が使えない〜!」と魔女猫。

そしてタマが全ての鳥かごに赤い花で触れると、鳥達は元の猫の姿に戻って行ったのです。そして無事にパンも元の姿に戻る事が出来ました。「ありがとう、みんなわざわざ探しにきてくれて!」とパン。沢山の猫が魔女猫の家から、出て行きます。

いまでは、魔女の家は空の鳥かごが飾ってあり、彼女は2度と魔法が使えなくなってしまいました。その後フクロウの姿を見たものは、誰もいません。

パンはそれから、魔除けの為にいつも赤い花を部屋に飾る事にしました。「鳥かごの中に居たから、鳥になったのに飛んだりできなかったわ」とパン。パンは何度もジャンプしてみましたが、もう飛べませんでした。「パンよかったね、ウサギに戻れて。もう意地を張らないでね」と。彼女達はDean Quinnを着ています。